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年末調整 令和5年分の変更点

2023年も余すところ2ヶ月弱となり年末調整の時期が近づいてきました。

 

今回は今年の年末調整の変更点についてご案内します。

 

*年末調整とは

 

企業が従業員の給与や賞与を支払う際、所得税を徴収することを源泉徴収といいます。

 

しかしながら毎月徴収している所得税の額はあくまで概算です。

 

年末に本来徴収すべき所得税の一年間の総額を再計算し、

 

既に源泉徴収している合計額と比較し、過不足金を調整することが年末調整です。

 

 

*令和5年の変更点

 

①住宅ローン控除の適用期限延長等

 

※以下の表は住宅を新築等した場合の借入限度額、控除期間等となります。

 

上の表の通りに変更されました。

 

また、所得要件が3,000万以下から2,000万以下に引き下げられました。

 

②非居住者である扶養親族にかかる扶養控除に関する適用の変更

 

令和2年度の税制改正により、

 

令和5年1月1日以降扶養控除の対象となる扶養親族の範囲から、

 

30歳以上70歳未満の国外に居住する非居住者について除外されます。

 

ただし、以下の要件に該当する場合は今まで通り扶養控除の対象になります。

 

・留学により国内に住所および居住をしなくなった者

 

・障害者

 

・扶養控除の適用を受けようとする居住者からその年において生活費、

 

または教育費に充てるための支払を38万以上受けている者

 

③退職手当がある配偶者・扶養親族欄の追加

 

年々年末調整申告書の書き方が複雑になってきています。

 

国税庁のホームページにアクセスいただくと年末調整の手順等を解説した動画、

 

パンフレットの閲覧ができますのでご参照ください。

 

 

お問い合わせ

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TEL:082-263-0916

Mail:partners@hp-tax.com

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