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電子帳簿保存 freeeのプランごとの違いについて

先日freeeのアップデートで電子帳簿保存が全てのプラン対象となりました。

 

例えば請求書をPDFで受領した場合、

 

ファイルボックスに取り込むことで電子帳簿保存の要件を満たします。

 

ですが、一部プランによって対応が異なります。

 

下記に異なる点(2022年3月時点)をまとめました。

 

 

1か月あたりに保存可能なデータ量

 

・個人:スタータープラン

 

1か月あたり5枚までの書類データを保存することができます。

 

・それ以外のプラン

 

1か月あたり10GBまでの書類データを保存することができます。

 

写真ですと約3,000枚PDFですと約30,000枚保存できます。

 

大企業の場合写真を多用すると容量を超える可能性がありますが、

 

PDFの場合ほとんど容量を超えないと思います。

 

※現時点ではプラン料金と別でファイルボックスの料金はかかりません。

 

 

OCRによる入力内容の推測機能

 

電子帳簿保存の要件として、

 

取引先取引日金額の情報を検索できるようにする必要があります。

 

方法は大きく分けて下記の2点です。

 

・アップロードした資料と仕訳を紐づける

 

更に分けると資料から仕訳を登録する場合と、

 

仕訳を登録して後から資料と仕訳を紐づける2つの方法があります。

 

流れとしては資料から仕訳を登録する方が資料を見ながら仕訳をすることができますので、

 

スムーズに仕訳を登録することができます。

 

ただ、資料を後から受け取る場合もあると思いますので、

 

その場合はアップロード後仕訳と紐づける流れとなります。

 

 

・アップロードした資料単体で電子帳簿保存を行う。

 

資料単体で電子帳簿保存を行う場合、発行元、発行日、金額を入力します。

 

発行日と金額はOCR処理されますが、発行元はプランにより異なります。

 

・個人:スタータープラン、法人:ミニマムプラン

 

発行元は手動で入力。

 

・それ以外のプラン

 

発行元もOCR処理される。

 

月に数枚ですと手入力でも問題ないと思いますが、数十枚になると個人の場合はスタンダード以上、

 

法人の場合はベーシック以上のプランがいいと思います。

 

電子帳簿保存を行う場合は、設定から変更を行い、設定が完了次第使用することができます。

 

 

電子取引の電子帳簿保存が2年間延長されましたが、

 

少しずつでも電子帳簿保存に移行してみてはいかがでしょうか。

 

 

お問い合わせ

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