先日ご紹介しましたクラウド会計ソフト「freee」について、

 

いろいろな機能、外部ソフトとの連携についてご紹介します。

 

 

１．freeeの機能

 

消し込み登録

 

売上の業務フローは、請求→入金の確認です。

 

入金の確認はどのように行っていますか？

 

エクセル、売掛金元帳などいろいろあると思いますが、

 

freeeでは会計ソフト上で管理することができます。

 

「自動で経理」という機能があり、「自動で経理」から入金に対応する売上を探して

 

「消し込み登録」をするだけで、仕訳（現預金／売掛金）の仕訳が計上されます。

 

先日ご紹介した請求書の作成と組み合わせると、

 

請求書の一覧に「ステータス」（発行中、入金待ち、入金済みなど）で現状を把握することができ、

 

営業の方が請求書を発行し、経理の方が消し込み登録をすると、

 

未回収の売上を営業の方が把握することができます。

 

経理の方から営業の方に連絡がなくなりますので業務改善につながります。

 

 

取引先、品目、メモ

 

会計ソフトには、各勘定科目に「補助科目」をつけることができます。

 

例えば売掛金がどの取引先にいくら残っているか、補助科目をつけると一目瞭然です。

 

その補助科目がfreeeでは、「取引先」と「品目」の2種類ありますが、

 

イメージは補助科目と同じです。

 

具体的には貸借対照表の勘定科目に「取引先」、

 

損益計算書の科目に「品目」をつけることで見やすくなります。

 

 

もうひとつの「メモ」とは、例えば生産性の向上のためいろいろな経費を使っているとします。

 

考えられるのは、ソフト代、消耗品、研修費、雑費などです。

 

上記の「品目」を各勘定科目につけることも可能ですが、

 

勘定科目の垣根を越えて集計したいとき、「メモ」が大活躍します。

 

生産性向上など、集計したい内容の「メモ」を作成して、

 

該当する経費につけることでスムーズに集計できます。

 

 

 

２．外部連携

 

kintone

 

業務改善プラットフォームで有名なkintoneと連携することができます。

 

ｆreeeでは、請求書の発行しか行えませんが、他にも支払の請求を一覧にまとめたり、

 

在庫管理などいろいろな業務があると思います。

 

例えばエクセルで管理しているのであれば、管理先をkintoneに移行し、

 

kintoneに入力したデータをfreeeに連携させることで、

 

売上以外の入力業務も削減することが可能です。

 

 

PCSレジ

 

Airレジ、USENなど飲食店でよく使われるPOSレジの売上データを連携できます。

 

 

入出金通知

 

LINE、チャットワークに入出金の通知を送ることが可能です。

 

支払を忘れては信用問題にかかわります。

 

リマインドは機械に頼ることもひとつの方法です。

 

 

スプレッドシート

 

freeeとスプレッドシートをAPIでつなぐことにより、導入がボタン一つで可能になります。

 

多くの会計ソフトにcsvを導入することは可能ですが、それぞれフォーマットがあり、

 

それに対応する形式に変換することはなかなか大変な作業です。

 

それがボタン一つでできます。

 

 

今回ご紹介した他にも様々なことができます。

 

一度検討されてはいかがでしょうか。

 

 

 

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