クラウドという言葉をお聞きになられたことはないでしょうか。

 

クラウドとはインターネット上にデータを保存する使い方、サービスのことです。

 

スマートフォン等のデータバックアップで何気なく利用されている方も多いと思います。

 

 現在会計ソフトでもクラウドソフトを利用する方が増えてきています。

 

 

今回はクラウド会計ソフトのメリットとデメリットをご説明します。

 

 

メリット

 

1　 リアルタイムで数字の把握が出来る。

 

インストールソフトと違い、インターネット環境があればどこでも数字の確認をすることが可能です。

複数の人が同時に画面を見ることも可能ですので、離れた場所でビデオ会議等をする際にも前もってデータのやり取りをする必要がありません。

 

 

2　 銀行口座やカード明細の自動連係が出来る。

 

ネットバンキング対応の銀行口座であれば、口座の入出金明細や、クレジットカード明細を自動で取得できるので、入力の手間が削減できます。

 

 

3　 常に最新のソフトを利用できる。

 

パソコンにインストールして使うソフトと違い、インターネットでアクセスするので、常に最新のシステムです。

パソコンを買い替えた際もインストール等の手間を省けます。

 

 

デメリット

 

1　 ランニングコストがかかる。

 

インストールソフトと違い、月額利用料を支払うことになる為、ランニングコストが永続的にかかります。

 

 

2　 操作時に遅いことがある。

 

インターネットに接続して使用するため、動きが遅くなってしまう事があります。

インストールソフトに比べると、手入力が多い場合はイライラさせられるかもしれません。

 

 

ネットバンキングやカードで決済をほとんどしている方や、複数のデバイスで作業をされる方などには向いているかと思います。

 

逆に、1人の経理担当者が入力に慣れており、現金取引が多い方には向かないと思われます。