税理士法人 広島パートナーズ

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今後のコロナウィルスによる 経営の影響を考える!

せっかく落ち着きつつあったコロナウィルスの感染が

 

全国的に増加しております。

 

『第3波』に入ったとも言われております。

 

 

倒産件数460件

 

 

我々中小企業にとって先の見えない長い戦いが続くのかと

 

危惧しております。

 

2月から9月まで経営破綻した企業は全国で460

 

上っていると聞いております。

 

また感染が拡大していけば、何とか経営していた企業が

 

さらに破綻してくのは明白です。

 

 

今後、何を考え経営していけば

良いのでしょうか?

 

 

国の支援も頭打ちのようで特に持続化給付金、家賃補助金、

 

雇用調整助成金などの拡充、延長は今のところ期待できません。

 

今後は自力で経営していくしかないかと思います。

 

コロナ融資の枠も使われた方はリスケ(借入の返済を止めること)も

 

視野に今後は考えていく必要があるでしょう。

 

 

特に今後も大変だと思われるのが

飲食業です。

 

 

例年12月に1年の利益の大半を稼ぐ飲食業界

 

感染拡大が12月まで続けば利益確保も困難な状況に

 

陥ると思われます。

 

 

 

そんな中、何を考え何に取り組んで

いくべきでしょうか?

 

 

Withコロナと巷では言われております。

 

・柔軟な働き方を許容する労働環境の構築

 

・経営資源とコア・コンピタンス(企業の中核を担う強み等)の再定義

 

・中長期的ビジョンを見据えての経営

 

 

こういったことが取りざたされております。

 

しかし、今まで培ってきた経営資源がある方なら取り組むことも

 

可能でしょう。

 

 

 

それがない方はどうすればよいのでしょうか?

 

 

まず、現時点で会社を潰すことが出来るのか?

 

自己破産せずに他人に迷惑を掛けずに会社を潰す

 

ことが出来るかということです。

 

もし可能であれば、それも視野に入れておくべきかと存じます。

 

 

 

しかし、企業の大半は会社を潰したくても

潰せないのが現状です。

そういう企業はどうしたら良いのでしょうか?

 

 

個人的には先ほどの中長期的ビジョンを再度考えることが

 

重要かと存じます。

 

中長期的に考えて再起可能なのかどうか?

 

再起する自信があるかどうか?

 

これにつきます。

 

自信があればコロナ融資の枠を最大限活用し、

 

資金を潤沢にしておき中長期的に再建できる取組みを考える。

 

つまり今年の12月がどうだとかを考えるのではなく

 

3年後に融資の返済が出来る収益構造に持っていければ

 

よいのです。

 

これを考えていくことが重要だと思います。

 

簡単に言っておりますが、これしかない。

 

これが出来ないなら借入が増えないうちに

 

会社を潰してしまう方が他人に迷惑をかけたとしても

 

被害が少なく済むと思います。

 

 

こういったことを考え、決断するのが

今経営者には求められているのだと

感じます。

 

 

最後になりますが、こういった外部環境の変化により

 

企業が倒産に追い込まれることは今までも多々ございました。

 

その為に常日頃から収益構造を考え生産性を上げ内部留保

 

していく、何かあった時に備えて・・・

 

これを今回のことから改めて学びました。

 

 

何とか知恵を振り絞って生き抜き、

今後の糧となることを祈っております。

 

 

何かお困りのことがございましたら

お気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

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